学資保険に加入したいのでキャッシングしても良いと思いますか?

私たち夫婦には2人の子どもがいるのですが、子どもたちの将来を考えて学資保険に加入しようと思っています。しかし、家計から考えると2人分の学資保険を捻出するのは難しそうです。ふと考えたのですが、とりあえず低金利キャッシングを探して、借りたお金で学資保険を払うという方法はありでしょうか?

学資保険の為にキャッシングするのは本末転倒です

なぜ本末転倒か、学資保険とキャッシングの金利の差額を考えればすぐに分かりますよ。

学資保険を取扱う保険会社は数多くありますが、利率は定期預金とそんなに大きな変わりはありません。ちょっと多めに見積もって利率2%と考えてみましょう。10年後に300万円が利率2%で306万円になって返還される計算になります。利率2%はそんなもんですよ。

では、キャッシング金利を見てみましょう。消費者金融やカードローン会社の中で低金利キャッシングを探してみても、最低でも金利は15%(年利)ほどかかります。仮に30万円を1年間借りたなら、返済利息は4万5千円ということです。それを10年となると10倍の45万円もの利息を返済しなければなりません。

学資保険で+6万円、キャッシングで-45万円。さて、学資保険の為にキャッシングするのはお得と言えるでしょうか?計算するまでもありません、大赤字ですよ。金利差がありすぎですもの。ですから、学資保険の為にキャッシングするというのは本末転倒なのです。全くの無意味!

子どもの将来を考えての貯蓄とキャッシングは根本的に違います。キャッシングは、一時的な資金難の時に補充的な形で利用するものです。しかし、貯蓄と言うのは純粋に自分の資産から生まれたものですから、お金のあり方が根本的に違うんですよ。

貯蓄をしたいなら、まずは家計簿から始めましょう。収入と支出を事細かに書き出し、削減できる部分を徹底的に削減し余剰金を活かして貯金なり投資するなりして、資産形成することが重要です。お子様の為に、まずは家計簿から始めてみてはいかがでしょうか?

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