キャッシングにおける自転車操業とは

キャッシングの返済の重要性はご存知だと思いますが、借入前に返済計画を立てることでスムーズな返済を行なうことができます。しかし、返済計画を守らずにいると‘自転車操業’という借金苦に陥ることがあるのです。

自転車操業って何？

自転車操業とは自転車を売るとかそういう話ではなく、あくまでも比喩的な話です。自転車に乗ったことがある人がほとんどだと思いますが、自転車をこがずにいるとほぼ間違いなく倒れるということは容易に理解できますよね。

キャッシング返済における自転車操業とは、借入をし続けないと‘倒れる’という意味です。具体的に言うと、キャッシング会社のX社から借入を行ないますが返済できるお金がなく、致し方なくY社からお金を借りてX社への返済を行なう。次はY社への返済ができずZ社からキャッシングしてY社への返済・・・。

これを繰り返していくことが自転車操業というわけですね。複数のキャッシング会社から借入し続けなければ返済できず、借入も返済も終わらない。これが自転車操業がもたらす借金苦です。返済計画あってこそのキャッシングが如何に重要であるかお分かりいただけると思います。

自転車操業の悪夢とは

上の自転車操業の有様を見てどうお感じになりましたか？たいていは返済期日をしっかり守ることや返済の為の資金を取り分けるなど、大切な教訓を肝に銘じておこうと感じるのですが、ある人は興味深いことを言うのです。「借入と返済を繰り返していけば問題ないのでは？借金は減らないけど増えもしないでしょ？」と。

それが自転車操業の悪夢なのです！自転車操業が永遠に続くことはありません。その理由は簡単で、キャッシングは返済期間が長ければ長いほど利息が高くなるようになっているからです。ですから、返済の為に借金をすると次に借りる額がさらに増えていく、つまりトータルの借金額は確実に増えていくのです。

結局は返済ができず、債務整理などの法的手段に頼るしかなくなるでしょう。そうならないためにも、返済のための借金は絶対にしない事を肝に銘じておきましょう。最初は何とかなると思うかも知れませんが、気づいた時にはすでに遅し。自転車操業にはまっているかもしれません。

返済への認識と借入前の入念な計画、そして返済計画を順守すること。これを忘れずに借入することが必須ですよ。
（⇒債務整理に踏み切る前に出できることとは）