各金融機関の融資審査基準について

各金融機関で現金融資の申込を行なうと審査がありますが、どの金融機関でも審査基準は同じなのでしょうか？

審査基準の原則は一緒！

カードローン会社やキャッシング会社が審査をする理由は同じですから、その観点から言うと審査基準も原則は一緒です。審査をする理由はご存知だと思いますが、返済が確実に実行されるかどうか判断する場、となります。貸金業者の存続がかかると言っても過言ではない審査となるわけですが、審査時にチェックする点は似通っています。

◆安定した収入があるか
◆返済能力はあるか
◆過去と現在の借金の有無

この３点を原則として審査を行ないます。しかし、それだけではよく分かりませんよね。では、金融機関の共通となる審査基準を幾つかご紹介しましょう。

共通の審査基準とは

■平均収入
給料をいっぱい貰っているか否かという観点ではなく、収入が安定しているかということ。低収入だとしても安定していれば審査は通りやすいです。

■勤続年数
仕事をころころ変えているということは収入が安定していないだけでなく、返済も危ぶまれる危険性があると判断されます。勤続年数は長ければ長いほど有利になります。

■居住年数
同じ家に長く住んでいるということは引越しリスクが低く、連絡が取れなくなる危険性が低いということになりますので、居住年数は長いほど有利です。

■キャッシングの目的
目的ローンではないにしても使用目的が曖昧、又はキャッシング会社にとって都合の悪いものだと不利に働きます。例えば、使用目的が生活費となっていた場合は言語道断、審査不通過の可能性が高いでしょう。生活費を自分で工面できていない方がどうやって返済するの？って話です。

■他社での借入状況
信用情報機関に照会すればすぐにわかることですが、過去に借金が多いこと、現在の借金額が大きいこと、これらの事実は不利に働きます。とりわけ現在の借金額と件数には要注意です。

さて、以上の項目を審査することでキャッシング会社は貸付の有無を判断することになります。上で挙げた項目はどの金融機関でも重視する点ですから、自分がその条件をクリアしているかどうか判断し、それから申込をしても遅くはありません。