貸金業界のブラックとブラックリスト

キャッシングやカードローンの申込を行なうと、各貸金業者はブラックリストをチェックし、ブラックを排除します。貸金業界に存在すると言われるブラックとブラックリストって何だかご存知ですか？

ブラックとブラックリストの実態とは

カードローンを申し込んだとき、カードローン会社は審査を行うと同時に個人信用情報機関に照会を行うのはご存知かと思います。信用情報機関は各利用者の詳細を記録している期間です。名前は生年月日、勤務先、過去と現在の借金状況すべてを把握していますので、情報機関に照会すれば返済能力の有無をすぐに確認できるのです。

今までにカードローンやキャッシングなどの現金融資やクレジットカードを全く利用したことがないなら、信用情報機関に記録はありません。しかし、一度でも利用したことがあるなら記録が保存されています。

そして、利用した時に返済遅延をした又は返済滞納をしたなら、事故情報として記録されているはずです。そうなると、各金融機関が照会を行った結果その記録が判明し、審査不通過と裁定されてしまうのです。

その事故情報をいわゆるブラックリスト、事故情報に名を連ねる人をブラックと呼んでいます。これが貸金業界におけるブラックとブラックリストの正体というわけですね。ブラックとして避けられないよう、如何なる時も返済はしっかり行う必要があります。

ブラックでもお金を貸すという貸金業者にご用心！

ブラックになると現金融資を受けることができません。しかし、「ブラックでもかまいませんよ、お金貸しますよ～」とWEB上に広告を出す貸金業者は山のようにいます。今度試しに「キャッシング　ブラック　OK」とググってみて下さい。ずらっと貸金業者のサイトがヒットしますよ。

でも、それら貸金業者は絶対利用してはいけません。それらは、いわゆるヤミ金。法外な金利での返済を要求してくる悪徳業者ですから、手を出してはいけませんよ。実際、ブラックにお金を貸すこと自体おかしいじゃないですか。

返済能力がないと思われるブラックの人にお金貸します！というのは、ある程度の知識がある人だったら怪しいとすぐに思うはずです。結局、高金利の返済を迫られるのがオチですから、ヤミ金には手を出すのは危険です。ブラックにならない事が先決ですが、万が一ブラックになってしまったなら、汗水流して働くのがセオリーってことをお忘れなく。